スタッフ紹介

看護師 中途|2013年入職 今 明子

患者さまと向き合うことで自分自身も成長できる職場。

透析は看護師になってからずっとやりたかった分野でした。時間をかけて一人ひとりの患者さまに寄り添うことのできる透析は、患者さまやスタッフとのつながりを通して、自分自身も成長できる機会が多いと感じています。看護学校をはじめ、これまでの職場で習ってきた技術や知識、それに加えて一人ひとりの患者さまに応じたプラスαの対応が求められる透析医療。人としても考えて成長することのできる、いい環境だと思います。

患者さまに寄り添える看護

私の看護師としてのキャリアはまだ4年弱です。精神科で看護助手として勤めてから看護学校へ通い、がんセンターのオペ室に2年間勤務しました。精神科もがんセンターも今の透析看護も通じる部分があって、それは患者さまと長い時間を共にする、寄り添える看護であることです。その意味では透析が私にとっていちばん理想の看護でした。

「透析はたいへんよ」と先輩看護師から言われたこともあります。実際に大変と思うことも多々ありますが、どう患者さまと向き合うか、その心構えがあれば、これほどやりがいのある職場はないと思っています。透析は患者さまにとって生活の一部です。患者さまそれぞれの生活スタイルがあって、その背景も異なります。例えば食事療法の伝え方も一人ひとりの目線に合わせてコミュニケーションを取りながら、アドバイスを差し上げますが、この会話を通して、私自身が気づかされることがよくあります。「お変わりはないですか?」から始まるコミュニケーション。この時間が本当に楽しいと感じています。

フォローし合うのが善仁会

憧れていた透析でしたが、もちろん不安もありました。機械は扱えるだろうか? 穿刺はうまくできるだろうか? でも、機械の準備については研修で何度も繰り返して教えていただきました。また、透析の意味と、なぜこうなっているのかという構造を考えながら作業をすると、自然と頭の中に入っていきます。あとは配属された現場で、先輩たちや臨床工学技士の皆さんがフォローしてくれますから、慣れれば誰でも確実にできます。

看護学校で透析について学んだとはいえ、実践とはかなり違っていました。穿刺については、研修を受けるまで針を2本刺すことさえも知らなかったくらいです。透析患者さまの血管は、健康な方の細い血管に針を刺すよりもはるかに難しいと思います。患者さま一人ひとり、血管の状態は千差万別で、ベテランの方でも時にうまくいかないときもあるくらいです。そういうときは現場のみんなでフォローし合うというのが善仁会ですので、安心してください。なるべくたくさんの患者さまを担当して、経験を積むこと。そして穿刺させていただく気持ち、信頼関係を築いていくのが課題になると思います。

駅から近い勤務先

善仁会のクリニックのほとんどは駅からとても近いところにあります。これは患者さまにとっても、働く私たちにとっても非常にいい環境です。一日の勤務を終えて帰るときも、駅が近いと本当にありがたいなって実感します。看護師をはじめスタッフが疲れてしまうと笑顔が消えてしまいますし、それは患者さまにも自然と伝わってしまいますから、その分、通勤で疲れないのはとても大事なことだと感じています。

善仁会が掲げている「私たちは、お客さまに思いやりの心で接する医療・福祉のプロ集団です」という理念は、とても共感できます。私は医療もサービス業のひとつだと思っていますし、それを明言してくれているから、職場の働きやすさにも繋がっているのだと思います。経験するほど成長できる、奥が深い透析。私は長く続けていける職場だと思っています。

ある1日のスケジュール

7:45
プライミング
8:00
情報収集
9:00
穿刺開始
9:30
フットケアなど
10:00
バイタルチェック
11:30
昼休み
12:00
返血開始、穿刺交換
13:30
プライミング
14:00
バイタルチェック
14:30
フットケア
16:00
帰宅

ページの先頭に戻る